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ホヘンベルギア・アイスティの成長記録

ホヘンベルギア・アイスティとは?

ホヘンベルギア・アイスティ(Hohenbergia ‘Ice Tea’)は、ブロメリア科に属する観葉植物です。その名前は、葉の色合いがアイスティを連想させることに由来し、茶褐色と緑が美しくグラデーションを形成します。この植物は主に南米原産で、温暖で湿度の高い環境を好みますが、室内でも比較的育てやすい点が魅力です。

本記事では、私が2023年春にホヘンベルギア・アイスティを育て始めたときの成長記録を詳しくお伝えします。

  1. 植え付け(2023年4月1日)
    購入先:地元のガーデンセンター
    植え付け方法:
    鉢:通気性が良い陶器製の鉢(直径15cm)
    土:ブロメリア専用土(軽石を混ぜて排水性をさらに改善)
    底石:鉢底に軽石を敷き、根腐れ防止
    植え付け時の注意点
    ホヘンベルギアは根が浅い植物のため、土を深く盛りすぎないことが重要です。また、植え替えの際に根を傷つけないよう慎重に扱いました。
  2. 初期成長(2023年5月〜6月)
    成長状況

植え付け後1か月ほどで、葉が少しずつ展開し始めました。
中央部分から新しい葉が成長し、外側の葉は厚みを増して深い緑色に。
茶色の模様が徐々に現れる段階。
育成環境

温度:25〜28℃
水やり:週1回、葉の中央部分(ロゼット)に水を注ぐ
光:明るい窓辺(直射日光を避け、レースのカーテン越し)
肥料:ブロメリア用の液体肥料を水で薄め、月に1回与えました。
観察と対策

葉先が少し乾燥することがありました。そのため、湿度管理を強化するために小型加湿器を設置し、葉に霧吹きで軽く水をスプレーしました。

  1. 成長加速(2023年7月〜9月)
    観察内容

新しい葉が勢いよく成長。葉の縁が鋸歯状になり、さらにユニークな姿に。
茶色い模様がより鮮明になり、アイスティらしい色合いに。
育成環境の変化

夏場は日照時間が長くなるため、遮光カーテンを使いながら光量を調整。
水やりを週2回に増加。特に気温が高い日には、葉が乾燥しないよう注意。
ポイント

湿度管理:湿度50〜60%を維持するために、鉢の周りに水を張った皿を置き、蒸発する水で湿度を補いました。
肥料:夏場は2週間に1回のペースに増やし、成長をサポート。

  1. 秋から冬の休眠準備(2023年10月〜12月)
    成長状況

葉の展開スピードがやや緩やかに。
色合いは夏より深みを増し、全体的にバランスの取れた形状に成長。
管理の変更点

温度:室温を18℃以上に保つため、ヒーターを設置。
水やり:週1回に頻度を減らし、成長が鈍化した分だけ控えめに。
光:日照時間が短くなるため、植物育成用ライトを併用。
工夫

葉の中央に溜まった水が冷えると病気の原因になるため、水の量を少なく調整しました。

  1. 開花への期待(2024年1月〜現在)
    現在もホヘンベルギア・アイスティは健康に成長しています。中心部分が徐々に締まり、花芽が出てくる兆候が見え始めました。

育てる上でのヒント
光量の調整が鍵
 日当たりが良い場所が理想ですが、直射日光は避けましょう。明るい間接光を当てることで、色合いが鮮やかになります。
水やりのポイント
 葉の中央のタンク部分に水を注ぐのが基本ですが、成長期と休眠期で頻度を調整することが大切です。
肥料の与え方
 成長期は2週間に1回、休眠期は月1回程度で十分です。
温度と湿度
 20〜28℃を保つことが理想で、湿度は50%以上を目指しましょう。
最後に
ホヘンベルギア・アイスティの成長過程は、環境や手入れの仕方に応じて変化します。そのため、観察を楽しみながら育てることが成功の秘訣です。この記録が、ホヘンベルギア・アイスティを育てたい方にとって役立つ情報となれば幸いです。

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